★30秒でわかる!この記事の内容
- 資格試験取得などの勉強で気を付けないといけないのが「挫折」。挫折しないためには普段から工夫しておくのが得策。ただし、勉強を長期間続けていると挫折しそうになることも。そんなときはあらかじめ対処法を知っておくと安心
- 勉強に挫折しないための5つの工夫は次のとおり。
- 勉強を習慣化しておく
- 勉強の目的・目標を忘れない
- 勉強を楽しむ工夫をする
- 完璧を求めず、できなくてもともとと開き直る
- 適度に気晴らしをする
- 勉強に挫折しそうになったときの5つの対処法は次のとおり。
- これまでの努力を振り返る
- 勉強の目的を思い出し、目標を達成したときのことを思い浮かべる
- 勉強する場所を変えてみる
- 無理せずちょっと休んでみる
- いつでも勉強できるようにしておく
勉強で気を付けないといけないのが「挫折」。
いくら気を付けていても長い期間勉強を続けていると挫折しそうになることもあります。
本記事では、「勉強に挫折しないための5つの工夫と挫折しそうになったときの5つの対処法」をご紹介します。
「挫折」は勉強の天敵
資格試験取得などの勉強で気を付けないといけないのが「挫折」。
「挫折」してしまい、立ち直ることができないと、せっかく目標に向かって頑張ってきた努力が水の泡になってしまいかねません。
厄介なことに「挫折」は決して他人事ではなく、誰にでも起こり得ることです。
ちょっと油断すると人の心の中に忍び込んできます。
「挫折」は勉強の天敵です。
勉強に挫折しないためには普段から「挫折しないための工夫」をしておくのが得策です。
でも、いくら工夫をしていても勉強を長期間続けていると挫折しそうになることも当然あります。
そんなときもあらかじめ対処法を知っておけば安心です。
次の章から「勉強に挫折しないための5つの工夫」と「挫折しそうになった場合の5つの対処法」をご紹介します。
勉強に挫折しないための5つの工夫
勉強に挫折しないための5つの工夫は次のとおり。
- 勉強を習慣化しておく
- 勉強の目的・目標を忘れない
- 勉強を楽しむ工夫をする
- 完璧を求めず、できなくてもともとと開き直る
- 適度に気晴らしをする
勉強を習慣化しておく
挫折しないようにするためには「勉強を習慣化しておく」のが効果的です。
日々の暮らしの中では意識しなくても毎日できている行動がたくさんあります。
毎日意識せずにできているのはそれらの行動が「習慣化」しているため。
「習慣化」という仕組みを活用できれば意識せずとも毎日自然に勉強することも可能であり、勉強に挫折しそうになることを防ぐことができます。
「勉強の習慣化」には次の9つのコツがあります。
- まずは形から!勉強しやすい環境を整えよう
- 最初が肝心!1日の勉強時間を短めに設定しよう
- 無理しない!勉強しすぎず、あえて中途半端なところでやめよう
- マイペース!継続できなくて元々と開き直ろう
- 我慢も大事!最初の1~2ヶ月間はとにかく毎日勉強しよう
- どこでも勉強!スキマ時間を活用しよう
- 努力を可視化!勉強した記録を紙に書き留めよう
- ムチにはアメ!勉強した自分にご褒美をあげよう
- なりたいをイメージ!勉強する目的・目標を常に意識しよう
勉強の目的・目標を忘れない
挫折しないようになるのは、大抵の場合、「目的」や「目標」を見失っているときです。
ですので、「勉強の目的・目標を忘れない」というのは「挫折」を防ぐために極めて有効です。
「勉強の目的・目標を忘れない」ために最も効果的なのは「目的」「目標」をノートに書き留めておくこと。
ノートに書き留めた「目的」「目標」を毎日読み上げるのは、挫折を防ぐだけでなく実現可能性を高めるという意味でもとても効果的です。
RAS効果やカクテルパーティー効果は、何かを意識することで情報をキャッチする効果ですが、裏を返せば意識しなければ情報をキャッチすることができません。
普段の生活のなかにはたくさんの情報があふれていて、私たちの頭は無意識のなかで流れてくる情報を一つ一つ処理しています。多くの情報に晒されているうちに重要なことさえも、ついつい意識の外に置かれてしまいます。
そんなときに重要な情報である「目的」「目標」をノートに書き留めて、毎日声に出して読み上げると、常に意識下に戻すことができます。
すぐにでも始められるとても簡単な習慣ですので是非やってみましょう。
勉強を楽しむ工夫をする
勉強に挫折しないためには、何よりも勉強を楽しむことが大切です。
勉強を楽しむためには、努力を可視化してゲーム感覚で勉強するのが効果的です。
努力を可視化する最も簡単な方法は「毎日の勉強時間を記録すること」。
努力の可視化には次のような効果があります。
- 勉強の進捗状況を確認できる
- その日一日の達成感を味わうことができる
- 「努力」が目に見えて「やる気(モチベーション)」を維持できる
- ゲームのような楽しさからもっと「努力」したくなる。
自分がやってきた努力を「勉強した記録」としてノートなどに書き留めておくと、それが励みになってだんだんと勉強が楽しくなり、挫折を防ぐことができるようになります。
完璧を求めず、できなくてもともとと開き直る
「勉強しないといけない!」と思いすぎてしまうと、それがプレッシャーになってしまい挫折につながるおそれがあります。
「継続できなくて元々!」と開き直ると、案外、無理なく勉強を続けられるものです。
なんだったら1日や2日さぼってしまっても問題ありません。
毎日欠かさず勉強することはもちろん大切ですが、1日や2日くらいであれば大きなマイナスになるわけではありません。
「継続できなくて元々!」と開き直って、マイペースで勉強し続けると、挫折することなく、無理なく続けることができるようになります。
適度に気晴らしをする
挫折しないためには、適度に気晴らしをすることが重要です。
昼寝をするもよし、散歩に行くもよし、友達と遊ぶもよし、美味しいものを食べるもよし、気晴らしは何でも構いませんが、とにかく意識して気晴らしをすることが大切です。
勉強していると気持ちが焦ることもありますが、勉強を続けるためには「気晴らし」が欠かせない、ということをしっかり意識しておきましょう。
挫折しそうになった場合の5つの対処法
いくら挫折しないように工夫していても、挫折しそうになることがあるかもしれません。
そんなときでも大丈夫。
次の5つの対処法があります。
- これまでの努力を振り返る
- 勉強の目的を思い出し、目標を達成したときのことを思い浮かべる
- 勉強する場所を変えてみる
- 無理せずちょっと休んでみる
- いつでも勉強できるようにしておく
これまでの努力を振り返る
勉強に挫折しそうになったときには、これまでの努力を振り返ってみましょう。
自分が歩いてきた道のりは、きっと平坦な道ばかりではなかったはず。
これまでの努力を振り返ってみると、頑張ってきた自分を思い出すことができます。
頑張ってきた自分を思い出すことができれば、これまでの努力を無駄にしないとめにももう少し頑張ってみようと思えるはずです。
これまでの努力を振り返るためにも、毎日の勉強時間を記録するといった努力の可視化はとても重要です。
勉強の目的を思い出し、目標を達成したときのことを思い浮かべる
勉強に挫折しそうになったときには、勉強の目的を思い出し、目標を達成したときのことを思い浮かべるのが効果的です。
勉強に挫折しそうになったとしたら、それはある意味で、自分がいまどうして頑張っているのか、改めて考える良い機会と言えます。
自分が勉強している目的は何なのか、この際なのでしっかりと思い出してみましょう。
さらに目標を達成したときのことを思い浮かべてみましょう。
資格試験の勉強であれば、資格を取得して独立開業して次のような将来の自分の姿を想像してみましょう。
- バリバリ働いている自分の姿
- 自由な生活を満喫している自分の姿
- 経済的に成功して余裕のある暮らしをしている自分の姿
- さらに社会に貢献するために頑張っている自分の姿。
目標を達成して夢を叶えた自分の姿を想像すると、もう少し頑張ってみようと思えるはずです。
勉強する場所を変えてみる
勉強に挫折しそうになったら、勉強する環境を変えるのも有効です。
自宅で勉強している場合は、図書館やカフェ、予備校の自習室で勉強してみてもいいかもしれません。
天気が良ければ公園のベンチや芝生のうえで勉強するのも方法のひとつ。
いっそのこと、少しばかり遠出をして砂浜で海を眺めながら、山の上で眼下の景色を楽しみながら勉強する、なんていうのもいいのではないでしょうか。
無理せずちょっと休んでみる
長く勉強を続けていると、煮詰まってしまってどうにもこうにもやる気が出ない、なんていうことも。
そんなときは無理して勉強を続けるのは逆効果になるおそれがあります。
無理せずちょっと休んでみましょう。
1日や2日くらい休んでもまったく問題ありません。
いつでも勉強できるようにしておく
挫折せずなんとか立ち直ったとしても、勉強の準備に時間や手間がかかると勉強を始めるのにちょっと億劫になってしまうかもしれません。
勉強を再開しようと思ったら、いつでも勉強できるようにしておけば、ほんの少しのやる気さえあればエンジンをかけることができるかもしれません。
机の上でテキストを開きっぱなしにしておいたり、カバンの中に教材を入れて持ち歩いたり、キッチンやリビングにちょっとしたメモを置いておいたりして、思い立ったらすぐにでも勉強を再開できるように準備しておきましょう。
まとめ
これまでお話ししてきたことをまとめると以下のとおり。
- 資格試験取得などの勉強で気を付けないといけないのが「挫折」。挫折しないためには普段から工夫しておくのが得策。ただし、勉強を長期間続けていると挫折しそうになることも。そんなときはあらかじめ対処法を知っておくと安心
- 勉強に挫折しないための5つの工夫は次のとおり。
- 勉強を習慣化しておく
- 勉強の目的・目標を忘れない
- 勉強を楽しむ工夫をする
- 完璧を求めず、できなくてもともとと開き直る
- 適度に気晴らしをする
- 勉強に挫折しそうになったときの5つの対処法は次のとおり。
- これまでの努力を振り返る
- 勉強の目的を思い出し、目標を達成したときのことを思い浮かべる
- 勉強する場所を変えてみる
- 無理せずちょっと休んでみる
- いつでも勉強できるようにしておく
この記事が皆さまのお役に立つと嬉しく思います。
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