実践問題演習と自己流テスト勉強法~最強の記憶術【戦略的勉強法6】

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勉強法
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★30秒でわかる!この記事の内容

  • 資格試験に合格するためには、インプットして得た知識を問題形式に応じて確実にアウトプットすることが重要。アウトプットの訓練には過去問などの試験問題を実際に解く「実践問題演習」が最適。「実践問題演習」は、アウトプットだけでなく、インプットにも効果的な「最強の勉強法」。
  • 覚えようとするときよりも、思い出そうとするときのほうが記憶に残りやすい。インプットしたら頭の中で問題を作ってすぐにアウトプットするクセをつけよう。
  • 正解できなかったときこそチャンス。人は失敗から学ぶもの。失敗したことは脳が重要な情報と認識。失敗こそ最強の記憶術。間違った問題はそのままほったらかしにせず、必ず見返して確実に記憶してしまおう。

テストをしたり、問題を解いたりするのって結構な労力を使います。

問題を解くのが大切なのは分かっているんだけど、面倒くさいし、できればやらずに済ませたいものです。

でも、問題を解くことが実は「最強の勉強法」だとしたらどうでしょうか。

ちょっとくらい頑張ってみる気になるのではないでしょうか。

今回は最強の勉強法「実践問題演習」について徹底的に解説いたします!

「実践問題演習」こそ最強の勉強法!

リベラルアーツ(教養)は生きていくうえで非常に有効な「武器」です。

本を読んだり勉強したりして得た知識は、それそのものに十分な価値があり、いつかどこかで必ず役に立つものです。

なので、必ずしも直接的にどこかで披露したり、活用したりしなければならないもの、というわけではありません。

でも、こと資格試験に関して言えば、勉強していくら知識をため込んだとしても、本番の試験で問題を解くときにその知識を使って正解を導き出せければ、あまり意味がありません。

資格試験に合格するためには、インプットして得た知識を問題形式に応じて確実にアウトプットすることが極めて重要です。

アウトプットの訓練に最適なのは、過去問などの試験問題を実際に解く「実践問題演習」です。

「実践問題演習」はアウトプットなどの実戦的なスキルを磨く手段として最適なだけではありません。

記憶というのは、覚えようとするときよりも、思い出そうとするときのほうが頭の中に残りやすいものです。

なので、問題を解きながら思い出そうとする行為を繰り返す「実践問題演習」は、インプットの方法としても極めて有効です。

インプットとアウトプットの両面で見ても有効な「実践問題演習」は、勉強のなかでも最強の勉強法と言えます。

覚えたらすぐにアウトプット「自己流テスト勉強法」

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繰り返しになりますが、記憶というのは、覚えようとするときよりも、思い出そうとするときのほうが頭の中に残りやすいものです。

テキストを読んだりして情報を頭の中にインプットしたら、いったん、そのテキストを閉じて、今、覚えたことを声に出して暗唱してみましょう。

いかがでしょうか。

うまくいく場合もあれば、うまくいかない場合もあるかと思います。

でも、たった今覚えたばかりなのに、意外とうまく思い出せないことが多いことに気づくはずです。

一度読んだくらいでは、覚えたように感じたとしても、記憶としてあいまいなままになっていることが多いものです。

思い出せなかったら、もう一度、テキストを読んで覚えましょう。

覚えたら、またテキストを閉じて、今覚えたことを声に出して暗唱してみます。

この繰り返しをすることで、覚えにくいことでも、じわりじわりと頭の中に記憶として定着していきます。

思い出そうとする行為は、あいまいな記憶を明確な記憶に変化させる効果がありますので、是非試してみてください。

慣れてきたらもう一歩進んで、今覚えたことを題材にして自分で問題を作ってみることをおすすめします。

自分で問題を作るという作業も記憶の定着に効果的ですし、本番の試験で変化球が出された場合にも臨機応変に対応できる応用力も身に付きます。

名付けて「自己流テスト勉強法」

手順は以下のとおりです。

  • テキストを読んで覚えるべきことをインプット
  • テキストを閉じて自己流の問題を作って自分自身に問いかけ
  • その問題に対して、今覚えたことを思い出しながら声に出して解答

最初は「〇〇とは?」とか「〇〇の3つの要件は?」みたいな簡単なもので問題ありません。

徐々に工夫して自分なりに面白い問題を作ってみるとより応用力が身につくはずです。

失敗こそ最高の記憶術~間違った問題を確実に覚えよう!

問題を解いて間違えてしまうと、落ち込んだり、自己嫌悪に陥ったりしがちです。

でも、実は正解できなかったときこそチャンスです。

「人は失敗から学ぶ」と言いますが、脳は失敗したことを重要な情報と認識し、記憶として定着させようとします。

実は、失敗こそが最強の記憶術です。

ご自身の経験を思い浮かべていただくと、負けたり、失敗したりしたことが結構記憶に残っているはずです。

問題集をやり終えたあと、答え合わせをして終わりにしてしまいがちですが、間違えた問題をそのままほったらかしにはせず、解説などをしっかりと読んで、確実に記憶してしまうと効率よく勉強をすすめることができます。

まとめ

以上が記事でお伝えしたかった内容です。これまでお話ししてきたことをまとめると以下のとおり。

  • 資格試験に合格するためには、インプットして得た知識を問題形式に応じて確実にアウトプットすることが重要。アウトプットの訓練には過去問などの試験問題を実際に解く「実践問題演習」が最適。「実践問題演習」は、アウトプットだけでなく、インプットにも効果的な「最強の勉強法」
  • 覚えようとするときよりも、思い出そうとするときのほうが記憶に残りやすい。インプットしたら頭の中で問題を作ってすぐにアウトプットするクセをつけよう。
  • 正解できなかったときこそチャンス。人は失敗から学ぶもの。失敗したことは脳が重要な情報と認識。失敗こそ最強の記憶術。間違った問題はそのままほったらかしにせず、必ず見返して確実に記憶してしまおう

この記事が皆さまのお役に立つと嬉しく思います。

 

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