宅建試験に独学で合格する勉強法1~勉強可能な時間を見つける方法

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宅建試験の勉強法
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★30秒でわかる!この記事の内容

  • 宅建試験に独学で合格できるかどうかは、限られた「時間」のなかから如何に勉強時間を捻出できるかにかかっている。合格の確率は、勉強にかけた時間に比例。試験日から逆算して必要な勉強時間を確保できるように「勉強可能な時間を見つけること」が重要。
  • 勉強可能な時間を見つけるポイントは次の4つ。
    1. 「机の前で勉強する時間」と「スキマ時間」に分けて見つけること。
    2. 自分が朝型なのか夜型なのかを見極めること。
    3. 毎日欠かさず勉強できそうなコアの時間帯を何個か見つけておくこと。
    4. 平日・休日×コア・ノンコアの4パターンで見つけること。

「宅建試験に独学で合格する勉強法」。

1つ目は「勉強可能な時間を見つける方法」です。

資格試験に合格するためには、「時間」というリソース(資源)を上手に活用しなければなりません。

そのために必要不可欠なのが「勉強可能な時間を見つけること」です。

この記事では「勉強可能な時間を見つける方法」についてを解説いたします。

 

 

独学で合格するためには「勉強可能な時間を見つけること」が不可欠

「時間」「努力」「戦略」の3つのリソースのうち「時間」を最大限活用するためには、言うまでもなく「勉強時間の確保」が必要です。

宅建試験に合格できるかどうかは、限られた時間のなかから如何に「勉強時間」を捻出できるかにかかっています。

合格の確率は、勉強にかけた時間に比例するもの。

必要勉強時間をきっちりと確保できれば確率は上がりますが、足りなければ確率は下がってしまいます。

もちろん、勉強時間は多いに越したことはありませんが、かといって多すぎるのも非効率。

人に与えられた「時間」という資源は限られた貴重なものですので、無駄に消費するのは避けたいところです。

宅建試験の場合は、合格に必要な勉強時間は250時間~400時間。

250時間~400時間の勉強時間をきっちりと確保することができれば、「時間」というリソースを宅建試験合格のために最大限活用したと言えます。

無計画に勉強を始めてしまうと、宅建試験合格に必要な勉強時間と比べて多すぎるかもしれないし、足りないかもしれません。

試験までの日数と1日の勉強可能時間を踏まえて250時間~400時間きっちり勉強する計画を立てるのが効率的です。

「通学講座」や「通信講座」にはカリキュラムがあり、そのカリキュラムに忠実に従えば自ずと合格できる学力を身につけられます(もちろん予習・復習等は必要ですが)。

「独学」の場合はそういうわけにはいきませんので、自分で合格できるような「計画」を立てる必要があります。

なんだか難しそうに感じるかもしれませんが、コツさえつかめば簡単です。

自分の生活を見渡して勉強できる時間帯を見つけること、そして、それをパズルのように組み合わせて「計画的に」250時間~400時間を積み上げること、それだけです。

まずは、勉強可能な時間の見つけ方を見てみましょう。

勉強可能な時間の見つけ方

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1日の使い方は人それぞれ。

忙しい人もいれば、忙しくない人もいます。

同じ人でもその日によって忙しかったり忙しくなかったりしますし、日によって気分が変わって前向きな気持ちになれたり、なれなかったりもします。

勉強可能な時間を見つけるためのポイントは次の3つです。

  1. 「机の前で勉強する時間」と「スキマ時間」に分けて見つけること。
  2. 自分が朝型なのか夜型なのかを見極めること。
  3. 毎日欠かさず勉強できそうなコアの時間帯を何個か見つけておくこと。
  4. 平日・休日×コア・ノンコアの4パターンで見つけること。

「机の前で勉強する時間」と「スキマ時間」に分けて見つける

勉強できる時間は、「机の前で勉強する時間」と「スキマ時間」に分けると見つけやすくなります。

勉強は必ずしも机の前でしなければならないものではありません。

仕事や家事のあいま、移動時間などの「スキマ時間」にも十分勉強することができます。

つい見過ごしがちですが、朝起きてから寝るまでの間には、軽く1時間以上の「スキマ時間」があります。

「スキマ時間」も立派な勉強時間となりえますので、活用しない手はありません。

「1日あたり勉強可能時間」を把握しようとすると、つい「机の前で勉強する時間」だけを考えてしまいますが、ちょっとした「スキマ時間」に行う勉強もしっかりと勉強時間として考えてあげましょう。

勉強に使える「スキマ時間」は意外とたくさん見つかるはずです。

自分が朝型なのか夜型なのかを見極める

平日に「机の前で勉強する時間」を見つけるとしたら、朝の通勤・通学前の時間帯か、夜の帰宅後の時間帯です。

人には朝型と夜型があるのは良く知られています。

朝型の人は朝の時間帯を勉強時間にあてて、夜型の人は夜の時間帯を勉強時間にあてるのが理にかなっています。

自分が朝型なのか夜型なのかを見極めると、勉強できる時間を見つけやすくなります。

朝型か夜型かが分からない、なんていう方もいるかもしれませんが、その場合はおそらく朝と夜、どちらにも適応可能なはずです。好みで決めてしまって問題ありません。

毎日必ず勉強できそうな「コア」の時間帯を何個か見つけておく

「宅建試験3by3勉強法」の5つ目「毎日必ず勉強すること(1分でもいいから必ず勉強!)」で詳しくは解説しますが、勉強を継続するためには、1分でもいいから毎日必ず勉強することが大切です。

そのためには毎日必ず勉強できそうな「コア」の時間帯を見つけておくのがベスト。

例えば、次のような「生活におけるルーティン」の前後だと勉強が習慣化しやすく、毎日必ず勉強できそうな「コア」の時間帯になりそうです。

  • 起床直後もしくは就寝直前の時間帯
  • 朝昼夕の食事前後の時間帯
  • 通勤・通学電車のなかで過ごす時間帯
  • 休日に散歩する習慣があれば、いつも行く公園のベンチでの休憩時間帯

平日・休日×コア・ノンコアの4パターンで見つけること

平日と休日とでは勉強にあてられる時間は異なりますが、平日でも休日でも毎日必ず勉強できそうな「コア」の時間帯と、もしかしたら勉強できるかもしれない「ノンコア」の時間帯があるはずです。

ですので、平日と休日、「コア」と「ノンコア」の時間帯と4パターンで見つけると良いでしょう。

「ノンコア」の時間帯は勉強の予備時間、バッファーのようなものです。

何か突発的な事情があって「コア」の時間帯に勉強できないことがあるかもしれません。

そんなときは「ノンコア」の時間を使えば、予定していた1日の勉強時間を確保することができます。

ただ、「ノンコア」の時間帯はあくまでも予備時間、バッファーです。

「宅建試験3by3勉強法」の6つ目「勉強しすぐないこと(時にはサボるくらいがちょうど良い!)」で詳しくご説明しますが、「コア」の時間帯でしっかり勉強できていたら「ノンコア」の時間帯は勉強する必要はありません。むしろ勉強しないほうが結果として勉強を継続しやすくなります。

人には気晴らしをしたり、ぼんやりしたりする自由時間も大切です。

まとめ

以上が本記事でお伝えしたかった内容です。これまでお話ししてきたことをまとめると以下のとおり。

  • 「成果」は、「能力」「時間」「努力」「戦略」の4つのリソースを掛け合わせることで上げられるもの。「能力」は持って生まれたものだが、「時間」「努力」「戦略」は使い方次第。
  • 宅建試験に独学で合格できるかどうかは、限られた「時間」のなかから如何に勉強時間を捻出できるかにかかっている。合格の確率は、勉強にかけた時間に比例。試験日から逆算して必要な勉強時間を確保できるように「勉強可能な時間を見つけること」が重要。
  • 勉強可能な時間を見つけるポイントは、(1)「机の前で勉強する時間」と「スキマ時間」に分けて見つけること、(2)自分が朝型なのか夜型なのかを見極めること、(3)毎日欠かさず勉強できそうなコアの時間帯を何個か見つけておくこと、(4)平日・休日×コア・ノンコアの4パターンで見つけること、の4つ。

この記事が皆さまに少しでもお役に立つと嬉しいです。

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