ブレインダンプの3つの効果～勉強の効率化には専用ノートが効果的～

勉強を続けていると、目は参考書の文字を追いかけているのに、頭のなかでは別のことを考えている、なんてことがあるのではないでしょうか。

考えていることは「明日は何をしようかな」とか「今度はあれを買おうかな」とか、考えてもすぐに忘れてしまいようなとりとめのないものだったりします。

1日の勉強時間は限られているため極力、効率的に勉強する必要があるのですが、頭のなかで別のことを考えていると、時間ばかりが無駄かかってしまい勉強の効果は薄れてしまいます。

それを解決する手段として「ブレインダンプ」という方法がありますのでご紹介いたします。

ブレインダンプとは

ブレインダンプ（Braindump）とは、考えていることを紙に書き留めることによって、脳（Brain）の中身を放り出す（dump）ことです。

ブレインダンプには以下の3つの効果があります。

• 頭のなかをクリアにしてインプットを効率化
• 考えていることを可視化して目標を明確化
• 頭のなかを整理して新しいアイデアを創造

頭のなかをクリアにしてインプットを効率化

何かをしながら考えていることはどれもとりとめのないことばかりですが、ついつい考えてしまうのはやはり気になっているからです。

とりとめのないことでもあえて紙に書き留めておけば、一旦すっきりして「次」に進むことができます。

ゴチャゴチャした頭のなかの思考を外に出して、空いたスペースに新しい情報をインプットするイメージです。

勉強をする前もしくは勉強中に。ブレインダンプを行っておくと効率的なインプットができるというわけです。

考えていることを可視化して目標を明確化

わたしたちは、頭のなかでは「次はこれをしよう、明日はあれをしよう」と、いつも何かしら考えていますが、時間が経つと、何をしようとしていたのか忘れてしまうものです。

やりたいと思っていたことを忘れずにいるには、やはり紙に書き留めておくのが効果的。

ブレインダンプを行うと目標を明確化することができるというわけです。

頭のなかを整理して新しいアイデアを創造

頭のなかで考えていることは具体的な言葉になっていないことのほうが多いものです。

これをあえて紙に書き留めて文字や言葉にしてみると頭のなかの情報が整理できるようになります。

ブレインダンプを行って思考の奥深くの潜在意識のなかにある閃きを言葉にできれば、新しいアイデアを生み出すことができるかもしれません。

手元にブレインダンプ用ノートを用意しておこう

勉強前にブレインダンプを行って、一度、頭の中の思考を書き出したとしても、勉強しているあいだにまた別のことを考えたりすることがあります。

そんなときに備えて、机のうえに「ブレインダンプ用ノート」を置いておいて、勉強しながら思い浮かんだものがあれば、その都度、書き留めていくことをおすすめします。

手元に「ブレインダンプ用ノート」があれば、その都度、何度でもブレインダンプをすることができて、頭のなかを常にクリアにしておくことができます。

頭の中に思い浮かんだことをいつでも書き留めておけると思うと、無意識に安心するためか、意識が勉強に向くことが少なくなったりもします。

加えて、勉強中は脳が活性化しているため、そんなときに限って、「ものすごく良いアイデア」が思い浮かんだりするものです。

「ブレインダンプ用ノート」があれば、そんな「ものすごく良いアイデア」も忘れることなく、しっかりと書き留めておけるというわけです。

まとめ

これまでお話ししてきたことをまとめると以下のとおり。

• 勉強を続けていると、目は参考書の文字を追いかけているのに、頭のなかでは別のことを考えている、なんてことがあるもの。それを解決する手段として「ブレインダンプ」をご紹介
• ブレインダンプとは、考えていることを紙に書き留めることによって、脳（Brain）の中身を放り出す（dump）こと。ブレインダンプには以下の3つの効果がある。①頭のなかをクリアにしてインプットを効率化、②考えていることを可視化して目標を明確化、③頭のなかを整理して新しいアイデアを創造。
• 勉強中には別のことを考えてしまうのは一度や二度とは限らないもの。そんなときに備えて、手元に「ブレインダンプ用ノート」を用意するのがおすすめ。「ブレインダンプ用ノート」があれば、「ものすごく良いアイデア」が思い浮かんでも忘れることなく、しっかりと書き留めておくことができる。

この記事が皆さまのお役に立つと嬉しく思います。