★30秒でわかる!この記事の内容
- 仕事や家事のあいまや移動時間などのスキマ時間。一つ一つはごく僅かな時間でも通算すると結構な時間に積み上がるもの。試験合格を目標にするのであれば、このスキマ時間を勉強時間としてフル活用しない手はない。
- スキマ時間を勉強時間として活用する「スキマ時間活用勉強法」の基本は、スキマ時間にキーワードから勉強した内容を思い出すというもの。お手軽だけど驚くような効果があるのでおすすめの勉強法。
- 「スキマ時間活用勉強法」は「反復学習&分散学習」と相性抜群。スマホの写真機能を使えばちょっとした時間に「実践問題演習」もできるし、まとまったスキマ時間があったら頭の中で「説明演習」もできる。スキマ時間を活用していろいろな勉強法を試してみよう。
通勤や通学の時間、信号やエレベーターを待っている時間、洗濯機を回したり、お湯を沸かしたりする時間。何かと何かの間にあるスキマ時間は、一日の間に意外とたくさんあるものです。
そのスキマ時間を活用した「スキマ時間活用勉強法」。
今回はこれまでご紹介してきた「反復演習&分散学習」や「実践演習」、「説明演習」とも相性の良いおすすめ勉強法「スキマ時間活用勉強法」について徹底的に解説いたします!
スキマ時間を勉強にフル活用しよう
仕事や家事のあいまや移動時間などのスキマ時間。
つい見過ごしがちですが、朝起きてから寝るまでには例えば以下のようなスキマ時間があります。
- 目を覚ましてから起き上がるまでの時間
- 洗濯機を回したり、お湯を沸かしたりする時間
- 朝食後のまったりタイム
- 歯を磨いている時間
- トイレタイム
- 朝の通勤・通学時間(電車やバスを待っている時間、乗っている時間、歩いている時間、信号やエレベーターを待っている時間など)
- 会議や授業の開始までの待ち時間
- 昼休み時間のうち昼食後のまったりタイム
- 誰かと待ち合わせをしている時間
- お出かけ時の移動時間
- ちょっとした休憩時間
- 帰りの通勤・通学時間(電車やバスを待っている時間、乗っている時間、歩いている時間、信号やエレベーターを待っている時間など)
- 入浴タイム
- 夕食後のまったりタイム
- 布団に入ってから眠るまでの時間
一つ一つは数分程度のごく僅かな時間かもしれません。
でも通算すると結構な時間に積み上がるもので、普通に過ごしていても1日のトータルで軽く1時間以上にはなるものです。
ぼんやりしたり、スマホをチェックすることももちろん大切な日々の営みですが、試験合格を目標にするのであれば、このスキマ時間を勉強時間としてできる限りフル活用しない手はありません。
スキマ時間を活用するコツ~「スキマ時間活用勉強法」基礎編~
スキマ時間を勉強時間として活用するコツ、名付けて「スキマ時間活用勉強法」をご紹介します。
スキマ時間を勉強時間として活用するためには、日頃から意識してスキマ時間を活用するための準備をしておくことが重要です。
そのために付箋やメモ帳、コンパクトな筆記用具などを用意するとよいでしょう。
付箋やメモにはたくさんの情報を書きこむ必要はなく、キーワードを一言だけ書いておくくらいで構いません。
勉強したこと、解いた問題などで気になった言葉があったら、付箋やメモに書き残しておきます。
翌日は一日それを持ち歩いて、スキマ時間にチラッと見ては、頭の中で内容を思い出す程度でオーケーです。
うまく思い出せなかったらそのキーワードにチェックしておいて、時間のあるときにテキストや問題集を見返して確認したり、翌日もう一度トライするために翌日用の付箋やメモにもう一度書き残したりします。
スキマ時間活用勉強法で使用するツールは、付箋やメモでなくても、テキストや問題集そのもの、手帳や単語帳などでも構いません。
スマホのメモ機能やカメラを使ってもいいかもしれません。
また、いつも行くような場所、例えば寝室やキッチン、食卓や洗面所、トイレやバスルーム、仕事場の自分のデスクなどに付箋を貼っておいてもいいと思います。
負担になると続かなくなるかもしれませんので、気楽にできる範囲でやってみましょう。
「スキマ時間活用勉強法」の基本は、ちょっとした時間があったら、キーワードをちらっと見て、そこから勉強した内容を思い出す程度のお手軽さです。
ですが、キーワードから内容を思い出すという行為は思った以上に効果がありますので是非試してみてください。
他の勉強法との組み合わせ~「スキマ時間活用勉強法」応用編~
スキマ時間にはいろいろな活用方法がありますので、「スキマ時間活用勉強法」は応用の利く勉強法です。
これまでにご紹介してきた「反復学習&分散学習」や「実践問題演習」、「説明演習」との組み合わせによる応用例をご紹介します。
「反復学習&分散学習」との組み合わせ
「スキマ時間活用勉強法」は「反復学習&分散学習」と相性抜群の勉強法です。
「反復学習」は忘れかけるタイミングで行うとより効果的。
「ウォズニアックの間隔反復」からも、その日に勉強したことを付箋やメモに書いて、翌日見返す「スキマ時間活用勉強法」は理にかなった方法と言えます。
さらにそのメモを7日後、16日後にも見返すと反復学習の効果を最大限に発揮できるでしょう。
「実践問題演習」との組み合わせ
「実践問題演習」はとても効果的な勉強法です。
問題集を持ち歩けば、スキマ時間に「実践問題演習」をすることができますが、問題集は、ほんのちょっとした時間にさっと取り出しづらくやや手軽さに欠けます。
そんなときはスマホのカメラで問題集の問題ページと解答ページを撮っておきましょう。
これならほんのちょっとの時間でも手軽に「実践問題演習」をすることができます。
「説明演習」との組み合わせ
付箋やメモにキーワードを書いておいて、スキマ時間にその内容を自分に説明することで手軽に「説明演習」をすることができます。
「説明演習」は声に出して自分自身に説明するのが効果的ですが、外ではなかなか声を出すのは難しいもの。
そんなときは頭の中で説明するだけでもオーケー。
声に出したときほどではありませんが、それだけでも十分効果があります。
ある程度まとまったスキマ時間があるときには頭の中で行う「説明演習」がおすすめです。
以上、「反復学習&分散学習」「実践問題演習」「説明演習」との組み合わせによる応用例をご紹介しました。
これらを参考にして自分なりにスキマ時間を活用したいろいろな勉強法を作ってみても面白いと思います。
まとめ
これまでお話ししてきたことをまとめると以下のとおり。
- 仕事や家事のあいまや移動時間などのスキマ時間。一つ一つはごく僅かな時間でも通算すると結構な時間に積み上がるもの。試験合格を目標にするのであれば、このスキマ時間を勉強時間としてフル活用しない手はない。
- スキマ時間を勉強時間として活用する「スキマ時間活用勉強法」の基本は、スキマ時間にキーワードから勉強した内容を思い出すというもの。お手軽だけど驚くような効果があるのでおすすめの勉強法。
- 「スキマ時間活用勉強法」は「反復学習&分散学習」と相性抜群。スマホの写真機能を使えばちょっとした時間に「実践問題演習」もできるし、まとまったスキマ時間があったら頭の中で「説明演習」もできる。スキマ時間を活用していろいろな勉強法を試してみよう。
この記事が皆さまのお役に立つと嬉しく思います。
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