宅建士はこんな人におすすめ～宅建士に向いている人・適性がある人

★30秒でわかる！この記事の内容

せっかく仕事をするのなら、できたら自分に向いた仕事をしたいものです。

宅地建物取引士（宅建士）は、どんな人に向いているのでしょうか。

この記事では、宅地建物取引士（宅建士）がどんな人におすすめなのか、できるだけ詳しく解説させていただきます。

宅建士はフィールドワークが好きな人におすすめ

宅建士の重要な仕事の一つに不動産の調査があります。

不動産は実物資産。やはり見てみないことには分からないものです。

不動産の調査では、実際に現地に行って、対象となる不動産の形や高低差、日当たりといった特徴を確認したり、周辺の雰囲気や駅からの距離などを把握したりすることはとても重要な作業です。

また、法務局に行って、対象不動産や隣接不動産について誰がどんな権利を有しているのかを調べたり、役所に行ってさまざまな法令上の規制などをヒアリングしたりするのも大切。

もうひとつ、宅建士の重要な仕事に物件案内があります。

購入や賃借を検討するお客さまを実際に物件までお連れして見てもらうことで、お客さまのニーズをしっかりと把握することができるようになりますので、できる限り多くの物件をご案内する必要があります。

宅建士の仕事は、デスクワークだけでなく、外に出て、見たり聞いたり調べたり、お客さんを物件に案内するフィールドワークのウエイトが高いのが特徴です。

宅建士はそんなフィールドワークが好きな人におすすめ。

もっと言うと、知らない街を歩いたり、ぶらぶら散策したりするのが好きな人にも是非おすすめしたい職業です。

skalekar1992によるPixabayからの画像

不動産はスーパーなどで売られている商品とは異なり、一つとして同じもののないとても個性的な商品です。

また、不動産は利用者が居るからこそ価値があるもの。利用者が居なければただの箱、入れ物に過ぎません。

ある人にとってはすごく価値があるけれど、別のある人にとってはたいして価値がないものかもしれません。

値段も高額ですので、売るときも買うときもじっくりと慎重に検討する必要があります。

非常に特徴的な資産である、不動産の売買の中心的役割を担うのが宅建士。

宅建士の仕事を一言で表すとすれば、「不動産という商品を扱うこと」というよりも、「不動産を売り買いする人と人とを結びつけること」といったほうが近いもしれません。

宅建士にとっては、取り扱う不動産の特徴を把握することも重要ですが、それと同じくらい、売買当事者のニーズを把握することがとても重要です。

ニーズを把握するためにはその人たちとじっくり腰を据えて話をする必要があります。

宅建士は人と話をすること、人と関わりを持つことが好きな人におすすめです。

しっかりとコミュニケーションをとって、その人の立場に立ってみて、売買当事者のニーズを把握すること、一時的な関係ではなく、継続的かつ強固な信頼関係を築いたうえで不動産売買を成立させることこそ、宅建士の仕事の醍醐味と言えます。

不動産は、一つとして同じもののないとても個性的な商品。

さらに、一つ一つがとても高額です。そのため、不動産の取引にあたって、仲介者には重要事項説明が求められています。

重要事項説明をするためには、対象となる不動産を丹念に調査し、取引当事者に丁寧に説明する必要があります。

当然のことながら間違ったことを説明するわけにはいきませんし、伝えるべき情報はもれなく伝えなければなりません。

つまり、正確かつ必要な情報を一つ一つ丹念にもれなく調べ上げ、それをしっかりと説明する必要があります。

宅建士にとって、対象となる不動産の調査というプロセスはとても重要です。

重要事項説明にあたっては、丁寧な調査が必要です。

仕事にはもちろん結果が求められるものが、宅建士には、結果と同じくらい、その過程を丁寧に辿ることが求められる傾向が強いと言えます。

宅建士は、プロセスを大切にし、丁寧な仕事をしたい人には是非おすすめしたい職業です。

以上が本記事でお伝えしたかった内容です。これまでお話ししてきたことをまとめると以下のとおり。

この記事が皆さまのお役に立つと嬉しく思います。