★30秒でわかる!この記事の内容
- 宅建試験に独学で合格するために必要なのが「勉強の効率化」。独学で効率的に勉強をすすめるためには「テキスト」「問題集」といった教材の選定は特に重要。
- 教材選定のポイントは次のとおり。①「テキスト」と「問題集」の両方を用意、②「テキスト」と「問題集」は同じシリーズから選定、③「テキスト」と「問題集」は最新のものを用意、④「問題集」は難易度や重要度の表示があるものから選定、⑤選んだ「テキスト」「問題集」とは最後まで一途に付き合う
- 市販の教材はクオリティの高いものが多いが、特におすすめなのは次の5つ。
- みんなが欲しかった!宅建士の教科書&みんなが欲しかった!宅建士の問題集
- らくらく宅建塾&過去問宅建塾
- 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト&宅建士 合格のトリセツ 基本問題集
- スッキリわかる宅建士&スッキリとける宅建士
- わかって合格る宅建士 基本テキスト&わかって合格る宅建士 分野別過去問題集
「宅建試験に独学で合格する勉強法」もいよいよ最後。9つ目は「おすすめテキスト&問題集」です。
独学で効率的に勉強をすすめるためには「テキスト」「問題集」といった教材の選定は特に重要です。
本記事では、教材選定のポイントを解説しつつ、おすすめ「テキスト」「問題集」をご紹介します。
独学で宅建試験に合格するためには教材選びが重要
「時間」「努力」「戦略」の3つのリソースのうち「戦略」を最大限活用するためには「勉強の効率化」が必要です。
独学で効率的に勉強をすすめるため重要となるのが「教材選び」です。
宅建試験の教材は、大きく分けると、基本的な内容を理解するための「テキスト」と実践問題演習を行うための「問題集」があります。
通信教育や通学教育では「テキスト」「問題集」ともに用意されていますが、独学の場合は自分で「テキスト」「問題集」を選ぶ必要があります。
選ぶべき教材は、まったくのゼロからスタートする場合やあらかじめ予備知識がある場合などレベル感によっても違いますし、丁寧な解説が好きな場合とポイントをしぼった解説が好きな場合など好みによっても違います。
自分に合ったものを選定するのがベストですが、やはり教材選定のポイントやおすすめの教材など教材選びのヒントくらいは欲しいところです。
「テキスト」「問題集」選定のポイント
独学で宅建試験に合格するために重要な教材選び。
教材選定のポイントは次のとおりです。
- 「テキスト」と「問題集」の両方を用意
- 「テキスト」と「問題集」は同じシリーズから選定
- 「テキスト」と「問題集」は最新のものを用意
- 「問題集」は難易度や重要度の表示があるものから選定
- 選んだ「テキスト」「問題集」とは最後まで一途に付き合う
「テキスト」と「問題集」の両方を用意
宅建試験の教材には、基本的な内容を理解するための「テキスト」と実践問題演習を行うための「問題集」があります。
独学で宅建試験に合格するためには「理解」と「実践」どちらも欠かすことができません。
どちらか一方ではなく、「テキスト」と「問題集」の両方を用意しましょう。
「テキスト」と「問題集」は同じシリーズから選定
市販の教材には多くのシリーズがありますが、いずれも「テキスト」と「問題集」が対のように用意されています。
解説の仕方などが微妙に異なることもありますので、「テキスト」と「問題集」は同じシリーズのなかから選定するほうが効率的です。
「テキスト」と「問題集」は最新のものを用意
「テキスト」や「問題集」は毎年改定されますが、古い年度のものは古本屋やフリマアプリ等でリーズナブルな値段で入手することも可能。
ですが、宅建試験の題材となる法律は毎年のように改正されますので、できるだけ最新のものを用意するほうが効率的です。
「問題集」は難易度や重要度の表示があるものから選定
宅建試験の試験科目には得点しやすい科目と得点しにくい科目があり、個別の問題のなかにも難問があったり変わった問題も含まれていたりします。
宅建試験で満点を取ろうとするととてつもない労力がかかってしまいますので、合格点を取ることをターゲットに勉強をすすめるほうが圧倒的に効率的です。
そのためには基本的な問題を確実に取り、できれば得点しておきたい問題で点数を加算し、解答できなくていいような難問(いわゆる「捨て問」)は最初から捨ててしまう、といったメリハリが重要となります。
ですので、「問題集」に難易度や重要度の表示があると便利。
そういう「問題集」を選ぶのが得策と言えます。
選んだ「テキスト」「問題集」とは最後まで一途に付き合う
「テキスト」「問題集」を一つ選んで勉強を続けていくと、不思議なもので他の「テキスト」「問題集」につい目移りしてしまうものです。
でも、そこで他の「テキスト」「問題集」に移ってしまうのは非常に非効率です。
浮気したい気持ちをグッとこらえて、一度選んだ「テキスト」「問題集」とは最後まで一途に付き合っていきましょう。
最後まで一途に付き合っていけば、試験当日、会場で緊張したときにも、ボロボロになった「テキスト」「問題集」を眺めてることで自信を取り戻し緊張がほぐれるという効果もあります。
おすすめ「テキスト」「問題集」
市販の教材はクオリティの高いものが多く、人気の教材であればほぼ間違いはないはず。
特におすすめなのは次の5つです。
- みんなが欲しかった!宅建士の教科書&みんなが欲しかった!宅建士の問題集
- らくらく宅建塾&過去問宅建塾
- 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト&宅建士 合格のトリセツ 基本問題集
- スッキリわかる宅建士&スッキリとける宅建士
- わかって合格る宅建士 基本テキスト&わかって合格る宅建士 分野別過去問題集
みんなが欲しかった!宅建士の教科書&みんなが欲しかった!宅建士の問題集
資格試験専門学校大手「TAC」が出版し、宅建試験教材のランキングでは常に上位に位置付けられる超人気シリーズ。
通信講座や通学講座も提供している「TAC」が出版するだけあって、クオリティが非常に高く、スマホ教材に対応していたり、最新試験解き方動画がついていたりフォロー体制も万全な教材です。
フルカラーで見やすいこと、箇条書き中心で文字が少ないこと、図解やイラストが多様されていることなどが特徴。
細かい説明がないことからゼロからスタートする場合にはやや戸惑うかもしれませんが、ポイントを絞っていることから予備知識のある方にとっては非常に使いやすい教材です。
一言で言えば、ぜい肉をそぎ落とした筋肉質の「アスリート型教材」といったところでしょうか。
出版社 | TAC出版 |
テキスト | みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 3,300円 |
問題集 | みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集 2,860円 |
らくらく宅建塾&過去問宅建塾
「みんなが欲しかった!シリーズ」の対極を行くのがこちらの「らくらくシリーズ」。
宅建試験専門学校「宅建学院」が出版するベストセラーシリーズです。
講義形式の非常に丁寧な解説が特徴であり、ゼロからスタートする初学者にも分かりやすく、語呂合わせなど覚えるための工夫も施されています。
フルカラーではなく2色擦りですが、最近流行りの「見やすさ」よりも「分かりやすさ」と「覚えやすさ」を前面に押し出している教材です。
一言で言えば、丁寧に教えてくれる「ティーチャー型教材」といったところでしょうか。
出版社 | 宅建学院 |
テキスト | らくらく宅建塾 3,300円 |
問題集 | 過去問宅建塾(1) 権利関係 1,980円 過去問宅建塾(2) 宅建業法 1,980円 過去問宅建塾(3) 法令上の制限・その他の分野 1,980円 |
宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト&宅建士 合格のトリセツ 基本問題集
「みんなが欲しかった!シリーズ」と「らくらくシリーズ」のちょうど中間に位置するのがこちらの「合格のトリセツシリーズ」。
こちらは「TAC」と並ぶ資格試験専門学校大手「LEC(東京リーガルマインド)」が出版するワリと新しめの教材ですが、宅建試験教材のランキングではすでに上位に位置しています。
通信講座や通学講座も提供している「LEC」が出版するだけあって、クオリティが非常に高く、フォロー体制も万全な教材。
フルカラーで図解やイラストも多様されていますが、詳しい解説もあり、「見やすさ」と「分かりやすさ」を両立させています。
ゼロからスタートする方から予備知識のある方まで幅広いユーザーを対象にしています。
一言で言えば、スポーツも勉強も得意な「文武両道型教材」といったところでしょうか。
出版社 | 東京リーガルマインド |
テキスト | 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト 3,300円 |
問題集 | 宅建士 合格のトリセツ 基本問題集 2,750円 |
スッキリわかる宅建士&スッキリとける宅建士
こちらも資格試験専門学校大手「TAC」が出版する人気シリーズ。
「みんなが欲しかった!シリーズ」もそうですが、通信講座や通学講座も提供している「TAC」が出版するだけあって、クオリティが非常に高く、無料講義動画があるなどフォロー体制も万全な教材です。
この教材の最大の特徴は「全体像の把握のしやすさ」。
効率を重視しているのに解説はとても丁寧なので、初学者の方には特におすすめ。
一言で言えば、ぜい肉をそぎ落とした筋肉質の「ナビゲーター型教材」といったところでしょうか。
出版社 | TAC出版 |
テキスト | スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト 3,190円 |
問題集 | スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集 2,860円 |
わかって合格る宅建士 基本テキスト&わかって合格る宅建士 分野別過去問題集
こちらも資格試験専門学校大手「TAC」が出版する人気シリーズ。
「TAC」はさまざまなシリーズをリリースしていますが、どれも間違いのない教材です。
この教材の特徴は、過去に出題されている箇所や最近の法改正箇所が明示されていて実戦的な仕様になっていること。付属の赤シートも非常に便利です。
ゼロからスタートする方から予備知識のある方まで幅広いユーザーにおすすめできる教材。
一言で言えば、実戦を重視した「インストラクター型教材」といったところでしょうか。
出版社 | TAC出版 |
テキスト | わかって合格る宅建士 基本テキスト 3,300円 |
問題集 | わかって合格る宅建士 分野別過去問題集 2,750円 |
まとめ
以上が本記事でお伝えしたかった内容です。これまでお話ししてきたことをまとめると以下のとおり。
- 宅建試験に独学で合格するために必要なのが「勉強の効率化」。独学で効率的に勉強をすすめるためには「テキスト」「問題集」といった教材の選定は特に重要。
- 教材選定のポイントは次のとおり。①「テキスト」と「問題集」の両方を用意、②「テキスト」と「問題集」は同じシリーズから選定、③「テキスト」と「問題集」は最新のものを用意、④「問題集」は難易度や重要度の表示があるものから選定、⑤選んだ「テキスト」「問題集」とは最後まで一途に付き合う
- 市販の教材はクオリティの高いものが多いが、特におすすめなのは次の5つ。
- みんなが欲しかった!宅建士の教科書&みんなが欲しかった!宅建士の問題集
- らくらく宅建塾&過去問宅建塾
- 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト&宅建士 合格のトリセツ 基本問題集
- スッキリわかる宅建士&スッキリとける宅建士
- わかって合格る宅建士 基本テキスト&わかって合格る宅建士 分野別過去問題集
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