基本情報技術者試験は独学でも合格することができるか?

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基本情報技術者試験
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★30秒でわかる!この記事の内容

  • 基本情報技術者試験は、年間10万人以上もの人が受験する人気資格試験。「基本」の名前に騙されてしまうが難易度は意外と高め。だだし、計画的な学習によって独学でも十分合格可能。
  • 独学を選択する際はそのメリットとデメリットを理解し、デメリットにはしっかりと対策を講じよう。メリットは、コストを抑えられること(教材費+資格試験の受験料程度)、学習の自由度が高く、教材、勉強する時間や場所も自分で選ぶことができること、デメリットは、効果・効率は自分次第であること、集中力やモチベーションを維持するのに工夫が必要であること。
  • ゼロから始めるまったくの初学者の場合、独学では難しく感じる可能性がある。「通学講座」か「通信講座」を選択すると効率的

年間の受験者数10万人以上の人気資格試験である基本情報技術者試験。

基本情報技術者試験は独学でも合格することは可能なのでしょうか。

この記事では、基本情報技術者試験が独学で合格可能かどうかについて考察したうえで、そのメリット・デメリットを整理しました。

基本情報技術者試験は独学でも十分合格可能

基本情報技術者試験は、年間の受験者数が10万人以上にものぼる人気資格試験です。

「基本」の名前に騙されてしまいますが難易度は意外と高めで、合格するためには本腰を入れてしっかり勉強する必要があります。

果たして独学でも合格できるのでしょうか。

結論から言うと独学でも十分合格可能です。

ただし、基本情報技術者試験は専門性が高く、馴染みのない言葉がたくさん出てくる試験です。

ですので、IT関連の基礎知識があるかどうかによってその道のりの険しさが変わってきます。

IT関連の基礎知識がある方であれば、しっかりと勉強すれば独学での合格はさほど難しくはないはずです。

一方、IT関連の基礎知識がない方は、最初は言葉の意味すら分からず出足でつまずいてしまう可能性があります。

まずはITパスポートに合格してから基本情報技術者試験にチャレンジするのがおすすめと言えます。

あるいは、通信講座や通学講座を受講するというのも方法の一つです。

コストはかかりますが無駄な時間をかけることなく合格に向けた最短ルートを歩むことができるはずです。

かと言って、IT関連の基礎知識がない方が独学で合格できないかというとそうではありません。

馴染みのない言葉がたくさん出てきて、最初は難しく感じるかもしれますが、しばらく続けて行くうちに慣れてきますので、諦めずに頑張りましょう。

独学のメリット・デメリット

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資格試験の勉強には、参考書や問題集などの教材費、通学講座や通信講座の受講料、本試験の受験料など、何かとお金がかかるものです。

でも、できることなら安く済ませたいもの。

その点、独学は最もリーズナブルです。

かかるのはせいぜい教材費と資格試験の受験料程度。

これで一発合格できればコストパフォーマンスは最強です。

誰からも強要されることなく、自分で好きなように学習計画を立てて、自分の好みに合った市販の教材を使用し、好きなときに好きなところで勉強できるところも利点の一つ。

独学は最も自由度の高い試験対策と言えます。

ただし、自由というのはメリットであると同時にデメリットでもあります。

自分で好きなように計画を立てることができますが、その計画ではたして合格できるのかどうかは誰も教えてくれません。

人気資格試験の基本情報技術者試験の教材はそれこそ星の数ほどありますので、自分に最適な教材を選ぶのにもそれなりに時間と労力がかかります。

それに、周りに勉強仲間がいないなかで、自分の意志だけで勉強を継続し、試験本番までモチベーションと集中力を維持しなければなりません。

もっとも、最近はSNSなどで勉強仲間と交流したり、インターネットで計画の立て方から教材の選び方、タイムリーな法改正などの情報収集もしやすくなっていますので、独学のデメリットは以前ほど大きくないと言えます。

独学のメリット・デメリットを整理すると以下のとおり。

<メリット>

  • コストを抑えられる(教材費+資格試験の受験料程度)
  • 学習の自由度が高く、教材、勉強する時間や場所も自分で選ぶことができる

<デメリット>

  • 効率・効果は自分次第
  • 集中力やモチベーションを維持するのに工夫が必要

初学者には独学は不向きかも

独学でも基本情報技術者試験に合格することは可能ですが、予備知識がまったくなくて、ゼロから勉強を始めるような初学者の方には独学は不向きかもしれません。

基本情報技術者試験は専門的なIT関連用語がたくさんあって、合格するためにはそれらをしっかりと覚えることが必要です。

ただ、まったく基礎的な予備知識がないと、「何を言っているのか、さっぱりわからない」ということがありえます。

ゼロから勉強をスタートする場合には、講師による丁寧な解説を聞いて、まずは基礎的な内容を理解する必要があります。

初学者の方には、「独学」ではなく「通学講座」か「通信講座」をおすすめします。

まとめ

以上が本記事でお伝えしたかった内容です。これまでお話ししてきたことをまとめると以下のとおり。

  • 基本情報技術者試験は、年間10万人以上もの人が受験する人気資格試験。「基本」の名前に騙されてしまうが難易度は意外と高め。だだし、計画的な学習によって独学でも十分合格可能。
  • 独学を選択する際はそのメリットとデメリットを理解し、デメリットにはしっかりと対策を講じよう。メリットは、コストを抑えられること(教材費+資格試験の受験料程度)、学習の自由度が高く、教材、勉強する時間や場所も自分で選ぶことができること、デメリットは、効果・効率は自分次第であること、集中力やモチベーションを維持するのに工夫が必要であること。
  • ゼロから始めるまったくの初学者の場合、独学では難しく感じる可能性がある。「通学講座」か「通信講座」を選択すると効率的

なお、本サイトでは、独学で基本情報技術者試験に合格するための効率的な勉強法についても解説しています。

是非そちらも参考にしていただければと思います。

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